猫ちゃんのクオリティ(グレード)について
当キャッテリーでは、猫ちゃんの個体ごとに「ショークオリティ」「ブリードクオリティ」「ペットクオリティ」の3つのグレード(品質基準)でご案内しております。これらのグレードは、国際血統登録団体CFA(The Cat Fanciers' Association)による品種基準に基づき、外見・構造・毛色・性格など多角的な視点から総合的に判断しています。
グレードはあくまで「理想的な猫種の姿にどれだけ近いか」を示すものであり、それによって飼育方法が限定されるわけではありません。どのグレードの猫ちゃんも、それぞれの魅力を持った素晴らしい家族の一員です。
クラス紹介
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未来のスター候補
外見・骨格・毛色の分布などが、CFAなどの血統団体の品種基準に非常に近く、キャットショーに出場できるレベルの猫ちゃんです。
ただし「ショークオリティ=ショーに出なければならない」という意味ではなく、あくまでポテンシャルを示すもので、一般のご家庭でペットとしてお迎えいただくことももちろん可能です。 -
しっかりタイプ
繁殖に適した健康状態・遺伝的背景・体格などを持つ猫ちゃんです。繁殖を希望されるブリーダー様向けのグレードですが、こちらも必ず繁殖を行う必要はなく、ペットとして飼っていただくことも可能です(その場合は避妊・去勢手術をお願いすることがあります)。
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のびのびタイプ
性格や健康状態には全く問題がなく、ご家庭でのペットとしては理想的な猫ちゃんです。ただし、毛色や模様のバランスなどがショー基準からはわずかに外れることがあるため、ショー出場や繁殖には適していないと判断されます。その分、価格も比較的お求めやすくなっております。
CFAキャットショーにおける評価基準について
CFA(The Cat Fanciers’ Association)のキャットショーでは、各猫種に定められた「ブリードスタンダード(品種基準)」に基づき、出陳猫がどれだけ理想に近いかを審査します。
以下は、主な評価項目の概要です:
1. 体格・骨格(Body Structure)
体の大きさ、バランス、骨太さ、筋肉のつき方、尾の長さと形など。
例:ラグドールの場合、中〜大型のしっかりとした骨格とバランスの取れた体型が理想とされます。
2. 頭部の構造(Head Type)
頭の形、鼻の長さと形、顎や咬み合わせ、耳の大きさ・形・位置など。
3. 目(Eyes)
目の形、大きさ、位置、色など。
ラグドールは「深く澄んだブルー」が理想とされています。
4. 毛色とパターン(Color & Pattern)
毛の色の濃さ・分布のバランス・明確さ。品種によって許容されるカラーや模様は異なります。
5. 被毛の質感(Coat Quality)
毛の長さ、密度、柔らかさ、光沢感など。毛玉になりにくく、ふわっとした手触りが重視されます。
6. キャラクターと振る舞い(Personality & Show Presence)
ショー中の落ち着き、審査員によるハンドリングへの適応性、人懐っこさなども評価の対象になります。
💡ショークオリティの猫は、上記の基準に非常に近いと判断された猫を指しますが、ショーへの参加は必須ではなく、ご家庭でペットとしてお迎えいただくことも可能です。
初めて猫ちゃんを迎えるあなたへ
はじめまして!
私たちの猫舎に興味を持ってくださり、本当にありがとうございます。
ここでは、「初めて猫ちゃんを家族に迎えるけど、ちょっと不安かも……」という方のために、
基本的な準備やポイントを、わかりやすくまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.まずはお家の準備から!
猫ちゃんを迎える前に、いくつか用意しておきたいものがあります。
- トイレ(猫砂とセットで)
- フードボウル&ウォーターボウル
- キャットフード(子猫用)
- キャリーケース
- キャットタワーや爪とぎ
- ふかふかのお布団やベッド
- おうちの中も、ちょっとだけ見直しを。
窓やベランダはしっかりガードして、危ないもの(紐、小さな部品など)も片付けておきましょう!

2.ごはんと健康管理
子猫ちゃんは、成長期なので栄養たっぷりのフードがとっても大事。
最初はこちらで食べていたフードをお渡ししますので、環境に慣れるまでは同じものをあげてください。
また、ワクチン接種や健康診断も大切なステップ。
お迎え前に一通り済ませた上でお渡ししますが、
その後も定期的に病院でチェックしてあげてくださいね。

3.最初は、そっと見守ってあげて
新しいおうちに来たばかりの猫ちゃんは、ちょっぴり緊張しているかもしれません。
最初は無理に触ろうとせず、猫ちゃんのペースで慣れてもらいましょう。
あたたかく見守って、声をかけてあげたり、そっと近くにいてあげたりすることで、だんだん心を開いてくれますよ。
私たちもずっとサポートします!
「これで合ってるかな?」「こんなときどうしたらいい?」
そんなときは、いつでもお気軽にご相談ください!
お迎え後も、
私たちは皆さま&猫ちゃんたちの幸せな暮らしを、全力で応援しています。
初めて猫ちゃんを迎える方へ ~よくあるご質問~
初めて子猫ちゃんを迎える時は、
楽しみな気持ちと同時に、ちょっとした不安や疑問もありますよね。
ここでは、よくいただくご質問をまとめました。
「どうしたらいいのかな?」と思った時に、ぜひ参考にしてみてください。
そして、わからないことがあれば、いつでも私たちにご相談くださいね。
猫ちゃんとご家族さまの新しい暮らしを、心からサポートいたします。
折りたたみ可能なコンテンツ
子猫がごはんを食べない時はどうすればいいですか?
環境に慣れていないだけかもしれません。
まずは静かに見守り、いつも食べていたフードを同じタイミングで少しずつ置いてあげてください。
24時間以上食べない場合はご相談ください。
すぐにお風呂に入れても大丈夫ですか?
お迎え直後のシャンプーはおすすめしません。
まずはお家に慣れることを優先し、体が汚れた場合は濡れたタオルでやさしく拭いてあげましょう。
子猫のトイレはすぐ覚えますか?
はい、多くの子猫ちゃんはすぐに覚えます。
最初にトイレの場所を教えてあげれば大丈夫です。
万が一粗相しても叱らず、やさしく誘導してあげましょう。
先住猫や他のペットとすぐに仲良くなれますか?
焦らず、少しずつ距離を縮めることが大切です。
匂いを交換したり、短時間ずつ対面させて慣らしていきましょう。
ワクチン接種はどれくらい必要ですか?
最初に3種混合ワクチンを2〜3回接種し、その後は年に1回の追加接種が基本です。
当舎では初回ワクチンを済ませた上でお渡ししています。
子猫をお留守番させても大丈夫ですか?
短時間であれば問題ありません。
長時間のお出かけの際は、安全な環境と十分なごはん・お水を用意してから外出してください。
どんなキャットフードを選べばいいですか?
お迎え当初は、当舎で与えていたフードを続けてください。
新しいフードへ切り替える際は、徐々に混ぜながら移行するのがポイントです。
夜泣きすることはありますか?
新しい環境に慣れるまでは、寂しさから夜に鳴くことがあります。
そっと声をかけたり、そばにいてあげると安心しますよ。
すぐに抱っこしても大丈夫ですか?
無理に抱っこしようとせず、猫ちゃんが自分から近づいてくるのを待ちましょう。
信頼関係ができれば自然に甘えてきます。
子猫はすぐにおもちゃで遊びますか?
最初は緊張して遊ばないかもしれません。
安心できる環境が整うと、自然に遊び始めますので、焦らず見守りましょう。
お留守番中に部屋をフリーにしても大丈夫ですか?
最初は危険防止のため、限られた安全なスペースで過ごしてもらうのがおすすめです。
慣れてきたら徐々に行動範囲を広げていきましょう。
子猫は毎日ブラッシングが必要ですか?
短毛種の場合は週に数回、長毛種はできれば毎日ブラッシングしてあげると良いでしょう。
小さいうちから慣らしてあげると、大人になってからもスムーズです。
どのくらいの頻度で健康診断を受けるべきですか?
基本は年に1回の健康診断が目安です。
気になる症状があれば、早めに動物病院を受診しましょう。
子猫は夜も起きていることが多いですか?
はい、猫ちゃんはもともと夜行性傾向があるため、夜に活動的になることがあります。
安全な環境を整えた上で、自由に過ごさせて大丈夫です。
引っ越しをする時はどうすればいいですか?
引っ越しは猫ちゃんにとって大きなストレスになります。
新居でも最初は小さなスペースから慣らして、少しずつ行動範囲を広げましょう。
キャリーケースには普段から慣れさせた方がいいですか?
はい!
キャリーは病院や移動時に必要なので、普段からおやつを入れて遊ばせるなど、良いイメージを持たせると安心して入ってくれます。
子猫に歯磨きは必要ですか?
できれば小さい頃から歯磨き習慣をつけるのが理想です。
最初は指にガーゼを巻いて優しく触れるところからスタートしてみましょう。
しつけはどんなことから始めればいいですか?
まずはトイレの場所、爪とぎの場所を教えるところからスタートしましょう。
叱るよりも、できた時にたくさん褒めることがコツです。